「火事ですか?救急ですか?」

というわけで、木曜日の朝五時すぎの真っ暗な中、救急車で運ばれました。原因は急性胃腸炎。痛くて痛くて目が覚めて、トイレ行っても下るだけだし、立っても座っても寝てもいられない。胃がナイフで刺されているような痛み。いや、種類的には電気針が胃に通ってる痛みのが近いのか。大田胃酸を飲もうにも水を飲むのがつらい。どうしようか悩んだ末、「助けてください・・・」とK泉氏を呼び出す。(後にこれが大きな災いをもたらすことに)呼び出しても、痛みは収まるわけもなく、痛みの中で、「私何かの病気なのかな、死ぬのかな、やっぱお酒は体によくないな、ジンとかロックで飲むんじゃなかった」と日々の行動を反省。(ほんとにそう思いましたよ、N粉さん、あんまり強いのばっか飲んでたらだめですよ)このまま朝まで耐えるか、救急車を呼ぶか・・・悩みに悩んだ末、「きゅう、き、ゅうおね、がいします・・・」
朝五時の救急隊員は不機嫌。「命に別状があるわけでもないのに。。。」的な視線。どこの病院も交代の時間で医者はおらず、なかなか受け入れてもらえない。やっと見つかった病院でも「じゃあ、八時半になったら先生がくるからそれまで待っててねー」。「え・・・」まあ病院について安心したからか、痛みもだいぶ弱まってたからよかったですが。K氏はここで「二限テストだから」と帰っていく。となりに運ばれてきた19歳フリーターのお兄ちゃんもあたしとおんなじ症状。ただ、彼のがだいぶひどいらしく、ずっと「うぅーぐーいぃぅぅうぅぅー」とうなってる。結局診察は九時すぎてからで、忙しそうなお医者さんはろくに診察もしてくれず、「急性腸炎ですねーウイルスがはいったんだよ。冬には多いんですよ。じゃ点滴打って、お薬だしときますから。」とのこと。あたしゃ胃が痛いんだよ。腸じゃないよ。おいおい。それでも点滴は効いたようで、だいぶ楽にはなったが。
点滴を打ち終え、パジャマのままお会計(財布やら身分証明所など持ってくる余裕はなくK泉氏に五千円かりておいた)をすませ、帰ろうとするが、ここがいったいどこか分からない。「すいません、ここはどこですか?」危く違う科に送られるところでした。「右に曲がってまっすぐ歩けば西千葉駅のほうです。」と言われてそれだけを手がかりにパジャマ片手に歩いて帰りました。だって五千円まるまる取られてタクシー呼べなかったんだもん。
私の初救急車はこんな感じでした。もう絶対乗りたくない!
今はだいぶ回復して、昨日もバイトに行きました。でも思い切って休んだほうがましだったかな。他バイトの人にも迷惑かけちゃったし、自分もつらかったし。こんなときはと思って、休憩時間にCD買いに行きました。SAKE ROCKとフィッシュマンズの男たちの別れと、なんかかっこよくて前から欲しかったやつをタワレコで、ベルベットアンダーグラウンドのばななをユニオンで。ばななのレコードはK氏宅にあるけど、ipodに入れたいから買いましたよ。今日は四枚をゆっくり聞きながら、テスト勉強頑張ります!今日から10日間が勝負!!